すっとこどっこい

あることないこと

おかしくなった心のこと

会社を休んだ。

起きた瞬間から、これはまずいなぁと感じた。
そもそも起き上がれない。
感情を伴わない涙がべろべろこぼれてくる。
頭痛が痛い。
どうにかこうにかシャワーを浴び、着替え、化粧をし、
上司に電話をかけた。

普段ムスーとしている上司は「大丈夫?」と「大丈夫だから」を繰り返していた。
部署が新設されて4、5年一緒にいる先輩たちも、上司のしょんぼり顔は見たことがないらしい。
申し訳なさ過ぎて、余計に涙がでた。


家から5分くらいのところに精神科があるらしい。
要予約(電話のみ)という高ハードルに、今まで挑戦することもなかったが、
こうなってしまった以上は仕方がない。
受付開始と同時に当日は無理だろうが、電話をかけた。
当日はおろか、初診は1ヶ月先まで受け入れられないと言われた。
この小さな町でそんなに繁盛するのか、と驚いた。
しどろもどろになって電話をきった。
これ、死んじゃうやつじゃない?
そもそもそんなところを受診しようなんて奴は大概精神状態がヤバいものだろう。
それらの人に電話で予約をとる、という高度なことをさせるうえに、断る。
普通に、ビジネスライクに。
隣町にもう一軒病院があるとネットに出てきたが、
心がボッキリいった私にはどうすることもできなかった。

こんこんと眠っている。
たまに思い出したように起きて、また眠る。
ちらと鏡でみた自分の顔は土気色だった。

 

自分が世界のすべてを憎んでいることに気付いたのがきっかけだった。
何もかもに腹がたつ。
職場すべてが敵だ。
使えない人間だ。
私の指示を汲まない愚か者たち。

慢性的な頭痛と、胃からこみ上げる不快感。
感情のコントロールができない。
何に依るかわからない涙でいつも目が潤んでいる。
人の話が理解できない。
言っていることはわかるのに、それに自分がどう返答すればいいのかわからない。
突き刺すような胃の痛み。
人と話したくない。
目をみないでくれ。
私はおこっているんだ。
なにも考えられない。

汚れていく部屋。
ごみ溜めの中でひとり。
着る機会もないのに増えていく洋服。
本を読むのが億劫になった。
短編やエッセイをよむのがいっぱいいっぱいだ。
カーテンは一週間開けていない。
テレビもずいぶん見ていない気がする。
自炊ができず、浪費される食費。

家にいる時間のほとんどは眠っている。
寝ている間は私は自由で
たびたび会える、死んだくろに似た子うさぎの手触りを楽しむことができる。
暗くなっていく部屋で、無為な一日を過ごしたと後悔し、
帰宅してすぐにもぐり込んだ布団の中で、働いて眠るだけの自分を嫌悪する。


なにがいけなかったのだろう。
残業は一日数時間だ。
残業代もでる。
手取りは15万円だが、それ相応の仕事なのだろう。
朝と夕、1時間ずつお金の発生しない業務時間がある。
同僚がひとり、栄転して人数が減った。
補填はまだ先だ。
ライフワークバランスを重視する女は、休憩時間を満喫する。
私の昼休みは20分だというのに。
20年働いているのになにもできない。
それなのに指揮権を誰にも譲ろうとしない。
最近来た中年男性は私の上司らしい。
よくわからないことを言う。
業務のすべてが他人事で、
やってあげます、やってあげましたからあとはどうぞ、という感じだ。
じゃああの人は他人なんだろう。
男の先輩はいつもキレ散らかしている。
女の先輩は諦めたように一歩引いている。
中途の同期はニコニコと腹の読めない言動をする。
私の胃ばかりをピンポイントで心配してくる。
上司は好きだ。
だけど上司にすぎない。

こんなに楽な仕事だというのになにが不満なんだろう。
ここで壊れてしまったら、私はどこにも通用しないだろう。


ああ、受診したかった。
この痛みに名前をつけてほしかった。
レッテルを貼られて楽になりたかった。


また眠くなってきた。

作戦決行のこと

 


勝負の時はきた―――――

 

 

脳内で大河ドラマばりに壮大なナレーションを流しながら、
私は布団の中で震えていた。

 

前回のあらすじ
俺の暴れん坊将軍(本人談)をわし掴ませるくせに
「え~~仕方ないな~ほんとスケベなんだから」
と余裕をぶっこく恋人(三十代)をギャフンと言わせるために
貴重な休日を費やしドゥンドゥンした店でセクシーランジェリーを購入したまちだ。
しかしそれは、予想外の細さのてーばっくと腹がパックリ裂けたキャミソールで構成されたトンデモない代物だったのだ。
果たしてまちだは暴れん坊将軍を制圧することができるのか…?!

 

rosaceace.hatenablog.jp

 

 


※多大に猥雑な表現を含みます。
 ご注意ください。

 

 


夕食を外で済ませ、
テレビを視聴し、さぁ寝るか
というところから話は始まる。


パジャマは洗って上の階の寝室に置いてあるよ。
ということで、
腹の裂けたネグリジェを懐に忍ばせ寝室へむかった私。
ちなみにてーばっくは装着済みで、
尻の心許なさにそわそわしている。

 

服を脱ぎ捨てパジャマの上に置き、
一式を装着し布団へもぐりこむ。

寒い。
寒すぎる。
一人暮らしにしては部屋が広すぎるのだ。
少し冷静に考えると、
元はといえばこのような所で全裸じみた格好をしている私が悪い。

 

腹の布をどうにか合わせようと奮闘しながら
ガタガタとしばらく震えて待っていると、
トントンと階段をあがる音がした。

そもそもこれは寒さからくる震えではなく、
武者震いというアレなのではないだろうか。
心臓が音を立てて跳ねている。

 

 

彼がパジャマに着替え、
少し考えたふうにぺらりと布団をめくった。

ぎやぁっ
という声がでた。
そんな格好をしていて被害者じみた声をあげるのは
なかなか趣深いではないか。


「なにこれ」
マジレス乙

「どこで買ったの?」
あぁー……amaz○nで
(これを購入した帰りに発熱をしており、
バレたら怒られると思った)

「なんでこんな格好をしてるの?」
襲われたかった

「水色の袋に入れて持ってきたの?」
なぜそれを、

「不審な動きをしていたし、見慣れない袋がバッグから出ていた。
服の上から尻を撫でたときの感触がおかしかった。
それにパジャマも隠しきれていない」

冷静な考察に羞恥の業火で消し炭になりそうである。



いまだかつてない下卑た笑顔を浮かべた彼が
散々言われて涙目になった私に
のし、と覆いかぶさった。

作戦は成功。
―――と、彼女は確信した。
だが

 

 


入らなかった。

暴れん坊将軍天元突破した結果がコレである。
メリメリとネジ込んだはいいものの、

 


「あ、」
「……」
「……」
「………」
「………」
「…終わりかな?」
「……最短記録だ」

だそうだ。
ありがとうございます(?)

と、祭りと葬式をいっぺんに迎えたような顔をした彼は

どうしても合わさらなかった裂け目から腹を撫でながら
「まぁ、たまになら着てもいいんじゃない」
と言った。

 

セクシーランジェリー様様である。

 

 

 

すっとこのたわごと

 

復縁、ってあるじゃないですか。

そう、馬鹿なやつ。

ご存知のように私はすっとこどっこいなので夢想してみたんですよ。

しかしナニブン付き合うだ別れるだは初めてのことですから、インターネットに頼るわけです。

出てくる出てくるジャンジャン出てくる。

世の中にはこんなに復縁したい人がいるのだなあと遠い目になってしまいます。


で、学問の基本は比較して分析することですから、いくつかのサイトを見比べてみました。

皆様の充実した復縁ライフの手助けとなれれば幸いです。

 





1、冷却期間を置こう

 A、3週間

 B、1か月

 C、3か月

 D、半年

 E、一年~

 

幅がありすぎて参考になりませんでした。

あと F、季節が変わるまで というのもありました。

これだとA~Cのいずれも使えそうなので、一番いいですかね。

 G、そもそも、冷却期間って必要?

そうですね。今までの過程をひっくり返す人は嫌いです。

 


2、メールを送ってみよう

 A、「元気?」「最近どう?」

 B、?がつくと返事を催促しているようだから近況報告をせよ

 C、お前の近況報告なんてどうでもいい、質問をしろ

(例:共通の知人の連絡先などを聞け)

 D、立ち直ったことをアピールするために虹の写真や手作りエスニック料理、旅行先で撮った写真などを送れ

 

困りましたね。

Cは一見いいことを言っている感じなのですが、このご時世連絡先なんて一瞬で手に入ります。手に入れようとしなくてもラインのお友達にいたりしますからね。

 


3、相手から返事がきた!

 A、相手のペースに合わせろ。こちらの気持ちを悟られるな

 B、ガンガン返事をしろ。チャンスを逃すな

 C、一晩置け

 

これを聞いたら駆け引き下手のYUI(古いauのCM)なんて気絶するでしょうね。

 


番外その壱

 ・彼が新しく付き合ったひとと険悪になったり別れた時がチャンス!(前のあの子の方がよかったな…)となっている時にガンガン押せ!

 チャンス!じゃねえよピンチ!だよ。今自分が置かれている状況を考えろ。

 


番外その弐

 ・私も様々なサイトを見て復縁活動をしていましたがさっぱりダメ。そこですがるようにココ(←URLにとぶ)で相談をしてみました。先生はとても的確にアドバイスをしてくれて…「彼は今悩んでいます。しかし、○○を実行したら×週間後に変化があるでしょう」…先生の言う通りにしていたら、なんと着信拒否をしていた彼からお誘いのメールが!そこからはとんとん拍子!今は付き合って3週間目ですが、以前よりも大切にされていることを感じます

 実際にあったものを再構成しました。

 


番外その参

・占いなんかに高い金を払うのはもったいない!

このメルマガに登録してくれさえすれば、私が長年培ってきた復縁術を教えます!

 なるほどね。

 


番外その四

・復縁屋

あなたと元恋人の偶然の出会いを演出します!

 怖すぎて先が読めなかった。

 

もう、ここまでくるとソースが被ってきて、違うサイトを見ているはずなのにデジャヴを感じて引用を見てみたら…みたいなことになってきますからね。

いや、どんだけ見てるんだ みたいな無粋なツッコミはいいですから。

私は純粋無垢なんですよ。

 

こんなにバラツキのある必殺復縁術ですが、ひとつだけ共通していることがありました。

一度失敗したら終わり

なんたること。

 

私の結果ですか?

ははっ、ご想像にお任せしますよ。



ーーーーーーー




以上が数年前に書いて下書き保存されていたものです。

原文ママでお送りいたしました。

いかがだったでしょうか。

人生という名の迷路でさまよっている感がすごいですね。


結局私は復縁をしませんでした。

というか、そこまで本気でできませんでした

(真似事はした気がするけど)。


今見て思うし、当時も書いてて思ったけど、

バカだなぁ  って話ですよね。

一方頭のどこかに冷静な私もいて、

「面白いからシャレになる時期になるまで取っとこ」

と保存しておいたのも事実ですけど。


まぁ、流れ着いてしまった赤の他人のあなたに言うとしたら、勝手にすればって話ですな。

破れてそのまま野垂れ死ぬか、血まみれで這ってでも生きていくか、みたいなね。


みんな笑いますけどねぇ、

当時の当事者はそれくらいのことだったりするんですよね。


今の私の選択は間違っていないと思っています。

これを面白かろうと思って公開したのも間違ってませんように。



セクシーランジェリーのこと


どうも、悔しいのだ。


私の恋人は8つ歳上で、おねーさま方に仕込まれた百戦錬磨(私比)の大人の男だ。


混雑している場所で自然に腰に手を回す奴なんて普通じゃない。


そんな三十路男と交際経験2人目(それも1人目も尋常じゃないアホ)の私が付き合ったら手のひらの上でコロコロされることなんて目に見えている。




それでも、

悔しいものは悔しいのだ。



特に悔しいのは閨のことである。

ここで嫌な予感がした人はブラウザバックをしてくれ。






8つも上だからか、私に魅力がないからか、こう、押し倒されるなんてことはまずないのだ。


気づくと私の方が腹なり胸なりに噛みついて叱られる、というのがいつものパターンだ。


ここで俯瞰してほしい。

馬乗りになっているのは誰だ。

私だ。

恥じらいもなく腹の上に腰を据えてぷんぷんしている。


以前「腹上死、という言葉は男だけに使えるものだ」という話になり、

いや女も腹に乗るやろと思ったのはそういう所以だ。

話が逸れた。


別に私だって恥じらいがないわけではない。

うっかりエロ漫画を開いてしまったり、ラノベの全裸扉絵を見て顔を赤らめるくらいの慎ましさはある。


その慎ましさを、鼻腔をくすぐる洗剤の匂いが上回るのだ。


それでも、

それでも、だ。

私はガバーと押し倒されたいのだ。


いつも余裕ぶっこいてる三十路が、

余裕をなくしているところを「あらあら」なんつってみたいのだ。





私は考えた。

何か起爆剤が必要だと。



彼はどうも、『ジェリー』だとかセ シルマクビー的な格好が好きらしい。

オフショルの太もも丈ニットワンピ(白)を指されたって困る。

そもそもマネキンたる私のビジュアルはもっと簡素である。


参考までに訊いた好きな下着の色は

「黒地に赤」だそうだ。

逆だったかもしれない。

見つけたものの、そんなあんな派手なものは趣味ではない。

それに座布団のようだった。




趣味が童貞的なんだろう、ということで

ドゥンドゥンしている店で童貞を殺す服を探すことにした。


オフショルニットワンピは見つけたものの、

あんなに脆弱そうな布に金を出す気にはなれない。

それにいつ着るんだ。


これはどうかなと思うワンピースがあったが(透け感白レースに黒レザーっぽいもの)、

流石にこの催しに3990円は躊躇われた。


もうわからん。

童貞を殺すというか、久々に謡曲集(角・重さ共に殺意の塊みたいな本)にお越し頂こうかと思ったが、

私が見たいのは頬を紅潮させた三十路で、

血に塗れて赤くなったのを見たいわけではない。


流れ着いた先は、ドゥンドゥンしたランジェリーコーナーだった。


エロ本を買う高校生が如く、疾風の勢いでレジを済ませ、帰宅した。

貴重な平日休みに何をしているのだろうか、私は。


それはいわゆるベビードールというやつで、尻を隠すほどのキャミソール的なアレと

パンツがセットになったものだった。

流石に赤は躊躇われたので黒地に白リボンの物を購入。

自宅でペロリと開く。

 

まず、今の書きぶりから想像いただけるかと思うが、全く吟味していない。

99%勢いだ。


それがいけなかった。


キャミソール的なアレの、みぞおちから下がパックリ割れていたのだ。

腹丸出し。

フリフリなのは致し方あるまい。

ただ、腹が丸出しなのは困る。

別に腹筋に自信があるわけでもない。


自分の過ちに頭を抱える中、もっと大変なことに気づいた。


てーばっくなのである。


私は純情ガール(但し馬乗る)なのでそんなセクシーなものは持っていない。

むしろ綿パンツを見られてベソをかく生活を送る類の人間だ。


まず、意味がわからないくらいのローライズだ。

そして、尻の辺りの面積が非常に少ない。

世間一般のてーばっくがどんなものかは知らないが、最早布ではなく紐だ。

職人技の細さだ。


おそるおそる履いてみた。

尻が心もとない。

なぜなら肉は全部空気に晒されているからだ。

なんだこれ。

何故この腰回りのヒラヒラ分の布を尻に充てない。


怒っても仕方がない。

返品・交換は不可だ。


そして姿見の前に立った時、何より重要なことに気づいてしまった。


不細工である。


そう、私は不細工なのである。

最近何を思ったか髪をごっそり切ってしまったので、このアレな顔を遮るものが何もない。

酷い光景だ。


加えて私はセクシーランジェリーもびっくりのダメ体型である。

腹はふわっと、胸はゴッソリだ。

まな板、と呼ぶのは流石に悲しいので

甘食くらいを名乗りたい。

ただまぁ、その程度なのだ。

地獄の光景だ。



姿見の中、寒々しい格好で頭を抱える不細工。


悲しいかな。

慣れぬ所へ出向いたせいか、

ドゥンドゥンに負けたからか、

熱を出してしまった。


まちだの明日はどっちだ。




浮かれ損ねポンチのこと


この度わたくし町田は、
30代一般男性とお付き合いをさせていただくことになりましたことを
ここにご報告させていただきます。

×婉曲表現がキツすぎる
×「一般男性」ってお前は何様だ

こんばんは、まちだです。
恋人ができました。
浮かれポンチと冷静さが混ざって酷い文章になることが予想されます。

 


会社の人です。
同じ部署で。

告白は車の中でされました。
私は後生大事に安全靴を抱きしめていました。
可愛げのないシチュエーションですね。


昔の話もいろいろと聞かせてもらいました。
転職履歴だとか、恋愛遍歴だとか。
なかなか目を見張るような話でしたけども。
年上のひととばかり付き合っていたようで、
なぜ小娘に手を出す気になったのだろうか、と。
もしかして「新卒」という肩書は一種のブランドなのでしょうか。
2年目になったらババァ扱いされてしまう?
よくよく計算してみると、私が生まれた時には既に小学校に入学しているのですよ。
高校生と園児です。
そう考えるととんでもない話ですね。


私は古典なんてものを勉強していたので、
自分の言葉遣いに自信がありません。
話をしていても、相手がたまに
「何を言っているかわからないがわかったよ!」
という笑顔をしていることがあります。
婉曲表現とか、言葉遊びとか、
少し意識して控えないとなぁと思います。
「まるで『平家物語』の俊寛ですね!」
と言った瞬間の相手の顔はなかなか見ものでした。
申し訳ねぇ。


私が眉間にシワを寄せて紙を捲っていて、
ふと顔をあげた瞬間信じられないほどの顔をした相手と目があったことがありました。
好意的に言えば「慈愛に満ちた目」、
悪しざまに、端的に言えば「デレきった顔」。
会社唯一の新卒小娘に手を出したと知られたら
けっこう面白いことになると思うのですが…
私は会社の送迎バスを使って通勤しているのですが、
スキあらば自分の車で送ってくれようとします。
死ぬって!社会的に!
ちょっと自重して!!
アパートまで送ってくれるにも、
近くでご飯を食べるにも、
アパートから彼の前の部署が近すぎて。
「あら、前にウチにいた○○さんじゃない。
隣の子は…研修で来ていたような…新卒の…?」
とハケンさんやら社員にやら見られたらコトだろうに。
そのリスクを冒してでも一緒にいてくれようとするのは大変嬉しいことです。


「ちょっと寄りたい所があるんだけど」
との言葉に承諾したら
妹の家へ連れていかれました。
子供がふたり。
泣かれたり懐かれたりしていると母親も登場。
聞いてねぇぞ!!!
「ハジメマシテ、町田デス」
「22?落ち着いて見えるわねぇ」
このシチュエーションで大人しく見えなかったらヤバい奴だろう。
「同棲してるの?」
どういう発想の飛躍をしたらそんなことを問うのだろうかね、オカーサマ…

ぐったりしている車の中で相手から同棲の打診をされました。
早くない??
配属されて2ヶ月、告白されて1週間でイベント盛りだくさんです。
30歳ってそんなに生き急ぐような歳なのでしょうかね。
正直に「ナニモカンガエラレマセン」と言っておきました。
かわいそうに、片言しか話せなくなってしまったのね。
家族と一緒に住むのが嫌で飛び出してきた感すらあるのに、
他人と一緒に生活できるのでしょうか、私は。
そう考えるとなんだか怖い気がします。

寝物語に(寝ていない)、プロポーズ・カッコカリまでされました。
仕事のできない口の汚い小娘の何がそんなに彼を突き動かすのかが全く理解できない。
寝言だろうなと思ったのですが(寝ていない)、
どうやら今のところ本気で言っているようです。
人の心が移ろうものだというのは前回の恋で痛いほどわかってしまったので、
もう少し聞かなかったふりをしていようと思います。
会社でも一緒で、同棲なんかしたら
一日中一緒にいるわけで、
すぐ飽きられてしまうだろうと怖いです。
浮かれポンチでスタートダッシュをキメたって、
すぐに失速してしまうのでは意味がないでしょう?

私はのんびり歩きたいのです。
まずは手を繋ぐところからです。
と言ったらひどく驚かれてしまいました。
引かれてしまったでしょうか。
百戦錬磨の方に私は物足りないのではないかと思うのですが…

 

私ではダメだろう、すぐに嫌われてしまうだろう、
と自覚はしているのですが、
それでも顔を見ると嬉しいし、
メールがくると顔がゆるむし、
名前を呼ばれると顔が熱くなります。
小娘がちっぽけな恋をしました。
願わくば、少しでも長くこの想いが続きますように。

我が家とソフトバンクの14年戦争

 

前提1.実家にはパソコンがない(私が「俊寛」を持って家を出てしまったから)
前提2.現在ネット通信はできない
前提3.解約以前はADSLを使用(あんまり勧誘電話がしつこいので「おととい来やがれ」と私がキレたら掛かってこなくなった)
前提4.契約は今年の1月にしたばかり
前提5.ケータイ代がすごく高い

 

何かの間違いでソフトバンクへの恨みを持ってここを訪れたあなたは、私の個人的な話に興味はないと思いますので、適当に飛ばしてください。

 

こんばんは、まちだです。
今日はソフトバンクsoftbank)へ恨みと憎しみを込めた記事を捧げようと思います。
ぜひ受け取ってね、ソフトバンクショップ江戸川区の地元店の方々。

 

新宿の電器屋へパソコンを買いに行きました。
そう、パソコンを買う用事だったんです。
前回行ったときに既に目星をつけており、パソコン自体は時間をかけずに決めることができました。
俊寛と同じく、海外製の大きくて重いパソコンです。
officeがついてだいぶお安く買えたので満足です。
と言っても主に使うのは妹なんですけどね。
妹は源さん好きが高じてNHKの『LIFE』のDVD-boxを買ったそうです。
閑話休題


パソコンを買ったらネット環境を整える必要があります。
そこで、ネット設備の申し込みも一緒にすることにしました。
光回線」というのは膨大な種類があるそうです。
大元はどれもNTTで、色々な会社に委託しているようです。
例えばauひかり、TSUTAYA光、フレッツ光……
やはり競争させるというのは良いものです。
どこかの寡占状態であぐらをかきまくっている取次とは大違いです。
閑話休題


競争はいいことですが、ともすれば消費者を置いてけぼりにします。
わかんないもの、違いなんて。
ということでプロに色々聞いて決めようとしました。
まず、ケータイキャリア各社で光回線を売っているので現在の料金形態を見てもらうことになりました。
事件はそこから始まりました。
ざわざわと、人が集まっています。
中心にいるのは我が家の料金表を持った店員さん。
3、4人集まってあぁじゃないこうじゃないと議論を戦わせています。
文殊の知恵状態。
どうやらひと月の料金が高すぎるということで。
現在ソフトバンクに加入しているのは母と妹。
契約台数は4台。
ひと月約3万円。
私の前回の激闘(

ソフトバンクとの仁義なき戦いのこと - すっとこどっこい

)

で払うこととなった違約金+日割りができずに丸ごとひと月分の3月料金を足して
今月は4万5千円。
一般的にふたりではひと月1万5千円程度だそうです。
そりゃあざわつくわね。

 

**ここからケータイの本題**

そこで、料金を見直そうということになり、5時間の激闘が幕を開けました。
契約している4台の内訳は
1.母のiPhone
2.妹のiPhone
3.母のケータイとパケットを共有しているiPad
4.妹が独占しているポケットwi-fi
です。


【作戦A】まず、家にwi-fi環境を構築するのでポケットは必要ありません。
しかし解約すると違約金+機械代の残りで50000円ほどかかるそうです。
加えて、セットプランでケータイ1台につき1000円が割引されており、
ポケットwi-fiを解約すると毎月2000円ずつケータイ料金に上乗せされることになります。
ほぼプラスマイナス-ゼロ。
没。


【作戦B】ほとんど使用していないiPadを解約しようとしました。
しかし、これも違約金+機械代で50000円以上かかる。
では機械代は払うにしても、母のケータイとの共有は解除するということを考えたのですが、
それだと自動で2GBのプランに入ることとなり高くつく。
没。


プランはふたりとも7GB使用可能なホワイトプラン
母は毎月、iPad込みで3GB未満しか使っていません。
逆に妹は毎月ケータイで8GB、ポケットwi-fiで8GB使っているようです。
何をしたらそんなに容量がかかるのでしょうか。
この感じを見るに、ひと月の半分くらいは通信制限で低速になっているのではないかと。
意味がわからないよ。
妹と母でパケットを共有すればいいのではないかと思いましたが、
共有は10GBからで、もっと高くつくそうです。


【作戦C】もっと少ないパケットのプランにすることを考えました。
家に無制限のwi-fiが飛ぶのですから、この際1GBでも足りるのではないかと。
そこで安いプランに乗り換えることにしました。
しかし、安いプランにするとiPhone本体の代金の割引がない。
逆に高くつくことになります。
没。

結果をまとめていますが、実際には電器屋のカウンターで作戦を決めて、
街のソフトバンクショップでことごとく作戦を否定されました。
ごめんねビックカメラのおにーさん。
だって、5時間もかかってお店の利益になったのはパソコン代だけですからね。
申し訳ねぇ。
こうやって信頼を勝ち取っていくお仕事なのでしょうね。
頭が下がります。

 

逆に地元のソフトバンクショップもすごいですよね。
母に7GBも必要ないのはこれまでの使用状況を見れば明らかですし、
家にwi-fi環境がないならば上限があるポケットではなく、上限無し備え付けのwi-fiを提案すればいいじゃないですか。
母なんてiPhoneの64GBとパケットの7GBの区別も大して理解していないのですよ。
それに対して親切に提案するか、カモだと思うかはその人、その店舗次第なんですけどね。
と、思い出したのですが、私も以前ポケットwi-fiを提案されて、結局使わずに解約していました。
同じ店舗で。
学習してねぇな町田家、という話なのですが、その店舗の方針がなんとなくわかりましたね。
ひたすらプランや機械を上乗せし、割引などで雁字搦めにし解約できないようにする。
なにひとつ、できないように。
計算しながら電器屋のおにーさんも舌を巻いていました。
こんなによくできているのか、と。
あっちを解約すればこっちが高くなり、
絶妙に違約金+機械の残金と2年使い切った値段が一緒になるようになっている、と。
それにしても、と新宿のソフトバンクショップのおっさんは言いました。
「こんなに悪質なプラン設定は久々に見た」
地元のソフトバンクショップ…
誰に文句を言えばいいのかわかりませんが、酷すぎる話です。
また、2年縛りも未だ改善されていませんので、あと1年半以上無駄な金を払わなければならないのです。
違約金9000円(税別)ってなんですか。
違約金の消費税って何。
これは以前私がauに乗り換えた時にも同じ話をしましたっけね。
それにしたってあまりにも悪質です。
新宿のおっさんにはソフトバンク光を勧められました。
ケータイ1台につき1600円安くなるそうです。
ふたりで3200円ほどでしょうか。
それでも断りました。
まず、他社より10000円ほど工事費が高額であること、
回線も同じく2年縛りであり、その月以外の解約で違約金が発生すること。
ケータイも回線も契約月を気にしているなんてアホらしい話です。


結局回線はビックカメラのものにしました。
×年縛りの概念がないそうです。
将来的にはソフトバンクから脱してSIMにすることも検討しています。
まぁ、機械が2年以上保つのか、という話なのですがそれも2年後の話です。
だって再来年の1月まで解約できないからね!
ちらりと見たところ、ソフトバンクボーダフォンの頃からかれこれ14年の付き合いだそうです。
いい加減に縁を切る時が来たようですね。
ソフトバンクともヤフーとも。
あまり、名指しで批判をすることがよくないことはわかっていますが、
あんまり不快になったので。
何かの参考になることはないでしょうが、
ソフトバンクに携わる人、ケータイ・ネット回線に携わる人に届いたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対許さないからな。

にっき

 

歓迎会という名のタダ飯をいただいてきた。
まだ配属も決まっていないのに。
一緒に入社した中途の同期のおにーさんは大変心強いです。
周囲の酒の残量をチェックし、上手い相槌をうち、
意識の高い抱負を述べる。
一方私は隣の代表に勧められるがままに肉をむしゃむしゃ。

いつも昼休みに食堂で「今日はどこの研修?」などと声をかけてくれる人がいてフランクに話していたのですが、
今日の会で取締役だと知りました。
取締役って偉いんでしょ?
学園ドラマの一話で、園芸をしているおじさんが学長だと気付いたようなものです。
就活の面接で会ったので、まぁ偉い人なんだろうなぁとは思っていたのですが。

その中途の同期はめちゃくちゃ社員かどうかを気にするようです。
社員とパートと協力会社の人を見分けたいとボヤいていました。
結論から言うと、無理だそうです。
派遣の人もいますしね。
正直私はどうでもいいのですが…
プロフェッショナルなパートのおばちゃんは沢山いますよ。
まぁ、そういったことに無頓着だから取締役のことを忘れてびっくりする羽目になるんですけどね。

 

ここ何年かでお祈りメールをいくらかもらいました。
就職活動ではなく、普通に、知人から。
「早くいい男を見つけろ」だの、
「強く生きろ」だの、
「幸せをつかんでください」だの。
壮大な無茶振りの理由を考えた時に気付いたのですが、
どうだっていいんですよね、私のことなんて。
就活のお祈りと同じです。
「今後の健闘をお祈りしています」
って言ったって、本当にそんなこと思ってないでしょ?
最近知ったのですが、
嫌われるより興味を失くされる方が余程寂しいですね。

私のことなんて、誰かに早く押し付けたいのですよ、
誰だって。
研修でいろいろな部署を渡り歩いていますけど、いい人ばかりですもの。
逆に言えば、いい人をあてがってもらっているのだと気付きました。
そりゃ、倉庫で迷子になってふらふらしていたり、
台車をガラガラ引きながらフォークリフトの後ろをよちよち追いかけたり、
普通に仕事をしたい人にとっては邪魔この上ないですもの。
そういう人は近づいてこないのですよ。
2、3日しかいないからみんな優しいのですよ。

 

……と、クサっていたのですが、
酒を飲んで(と言ってもグラス半分しか飲んでいないのですが)気が変わりました。
だって、まだ見ぬ嫌な人がいるのだとしても、
優しい人がいる事実は変わらないわけじゃないですか。
ガチガチに緊張している私に飴を握らせてくれた人も、
質問したらとても詳しく答えてくれる人も、
わざわざ私を見つけてこちらへ来て
「頑張りなさいよ」と言ってくれる人もいるんです。
それだって無責任なお祈りかもしれないですけど。
でも私が一番怖いのは興味を失くされること。
そう思うと嬉しいです。
いい人がいる会社でよかった、と思います。

 

 

一緒にご飯を食べる人も、愚痴やくだらない話をする人もいないけれど、
私は何とかこの町でやっていけそうです。